柿の凍霜対策


樹園地のライトアップではありません!
春の訪れが早い年は、農家にとってはあまり嬉しくありません。それは凍霜害が発生しやすくなるからです。春の訪れが早いと、自然と農作物の花芽の成長も平年より早く進みます。今年は特に暖かかったので本当に早いです。このまま暖かくなれば良いのですが、4月になるとほぼ毎年、朝がマイナス以下に冷え込む日が出てきます。マイナス以下の寒い朝は霜が降りてきて、花芽を凍らせてしまいます。凍った花芽は枯れてしまい、実がつかなくなってしまいます。霜は作物の生育にとって運命の分かれ道です。今年も10日程前ですが、マイナス気温の日がありました。果物農家は前日の夜から対策に追われます。我が家でも樹園地にキャンプなどで使用する燃焼材を燃やして霜対策を行いました。その甲斐もあってか今回は被害を受けずにすみました。しかし、4月下旬までまだまだ油断できません。